サン＞オラ食え

ゾロ＞ああ？

サン＞てめぇの夜食だ

ゾロ＞・・・オレそんなもん頼んでねぇぞ

サン＞オレ様の心優しいお気遣いだ気にすんな

ゾロ＞？ああそーかよ・・・（どういう風の吹き回しだ？クソコックの考えてることはさっぱりわからん・・・）んじゃありがたくいただくぜ

サン＞おう

サン＞どうだうまいかおにぎりは

ゾロ＞あ？

サン＞うまいかおにぎりは

ゾロ＞ああ・・・まあな

サン＞だろうなおにぎりだからな。ところで今お前がうまいと言った食べ物だが、

ゾロ＞？

サン＞なんて名前か知ってるか？

ゾロ＞・・・は？

サン＞今お前が食べてるそれだ

ゾロ＞・・・お前ついにアタマがいかれたか？

サン＞それだ、それ

ゾロ＞だから何なんだ今テメェで連呼してただろーが！

サン＞だからその名前知ってるか？

ゾロ＞しつけぇ野郎だな！おにぎりだろおにぎり！おにぎり！

サン＞おう！そのとおりだ！ま、ありがたく食えよー

ゾロ＞・・・何だっつんだアイツは・・・

ウソ＞ゾロのやつ、サンジにからかわれてるって気付いてねーなこりゃ・・・

チョ＞なぁ、なぁ、今のはなんだ？

ウソ＞あれか？あれはサンジのひねくれた愛情表現の一種だな

チョ＞おおおお愛情～！あれが愛情というやつか！すげぇな～！

その後おにぎりを食べて律儀に皿をさげに来るゾロに、
サンジは多分涙目で指差して大笑いです。
サンジはある意味マニアックです。
ゾロの鈍感具合と妙な処でえらく素直で紙一重でバカな処がとてもいいねと日々話しています。

因みにわたしがテン子さんに鬼斬りを投げたら、
おにぎり返しが来たので、
鮭おにぎりを返したら、
おかかが返って来たので、
ゾロに投げてみました。
よってサンジがゾロにもってったおにぎりの具はおかかです。